どうも乃村です.もうすぐクリスマスですね.
研究室のメンバもあまり知らない研究室のヒミツ (別に秘密ではない) を最古参のメンバである私が紹介するコーナーです.今回は,研究室の学生部屋のドア前にあるオブジェ達にまつわる話を紹介します.
1. ドア前の看板は賞金で作った特注
研究室の前には立派な看板がかかっています.
木製の看板なのですが,以前研究室で出場したデータ活用プログラミングのコンテストでいただいた賞金で特注したものです.(過去記事はこちら)
当時の学生さんの発案で作られたものですが,世代を越えて色々な場面でアイコンとして活躍しています.
2. 在席管理のドアプレートには 106個もマイコンが使われている
研究室の部屋前にはドアプレートがあるのですが,これは研究室のメンバで作った手製です.
これも今では研究室の顔の1つですが,デビューは意外に最近です.(過去記事はこちら)
過去記事でも製作過程が詳細に語られているのですが,どういう仕組みになっているかもう少し説明しましょう.
ボードで15人分の在席を表示できますが,1人分 (LED6個とボタン1個) が1個のモジュールになっていて,これが数珠繋ぎになっているわけです.
モジュール内の LED は NeoPixel という 1個に1つマイコンが入っている素子を使っています.モジュールには,もう1つ,押しボタンを読取って数珠繋ぎの上流へシリアル転送する米粒のようなマイコン (Attiny10) が載っています.
そして最上流には全体を制御するマイコン (ESP32) が1個載っています.つまり,全体で何と
15人分 * (NeoPixel を 6個 + Attiny10 を1個) + ESP32 を 1個 = 106個
もマイコンを搭載しています.(自分で計算して驚きました!!) そして研究室のサーバと MQTT で通信しています.
現在,メンバがそれぞれ持っているBLEビーコンに連動して自動でドアプレートを変更する仕組みを作ろうとしています.またここで紹介できればいいなと思っています.乞御期待.