平田 諒(Ryo Hirata)


所属 :
岡山大学 大学院環境生命自然科学研究科 環境生命自然科学専攻 乃村研究室
E-mail
hirata2024@s.okayama-u.ac.jp

履歴



研究テーマ

テーマ:
eBPFで取得したプロセスの状態情報に基づくジョブ切替手法の提案
概要:
HPC においてジョブを混在実行させる場合,ジョブの状態を考慮して切替を 行うことが重要である.ジョブ状態を取得する手法の一つに,ジョブの利用す るミドルウェアを改変する手法がある.上記手法を用いて,ジョブ状態を取得 してスケジューラに通知する処理をミドルウェアに追加することで,ジョブ状 態を考慮したタイミングでジョブ切替を行える.一方で, OS やハードウェア を意識したジョブ切替を行いたい, ジョブの種類を選ばず,さまざまなジョ ブで状態を取得し切替を行いたいといった要求がある.上記要求に対しては, 低レイヤ(ミドルウェアより下の,より OS に近い箇所)を監視し,ジョブ状態 を取得することが有効である.そこで本研究では,eBPF を用いてシステムコ ールを監視し,ジョブ状態を取得する手法について提案した.また,上記機能 を持つシステムを作成し,システムコールから取得したジョブ状態に基づいて ジョブ切替ができるか,および,ジョブ切替の際にどの程度遅延が生じるかに ついて評価した.評価の結果,システムコールから取得したジョブ状態に基づ いたジョブ切替は可能であることが分かった.また,ジョブがシステムコール を発行してからスケジューラがジョブを切り替えるまでに,評価環境において おおよそ 0.176 ms の遅延が生じることが分かった.

趣味

サークルで週2回ほどソフトテニスをしています.最近は,麻雀もよくやります.