openHAB でスマート研究室 その7 - サーボスイッチ

こんにちは,乃村研究室M1の妹尾です.
今回は研究室で開発して運用を開始した,研究室の照明スイッチを切り替えるサーボスイッチについて紹介します.

これまでに,研究室の鍵が施錠されることをトリガーとして,さまざまな自動化を実施してきました.
例えば,鍵が閉まるとエアコンや換気扇の電源を自動でオフにすることで,消し忘れを防ぐ取り組みを進めてきました.

そして今回,新たにサーボモータを活用した照明スイッチを導入し,研究室の鍵が施錠されると自動で照明を消せるようになりました.

IMG_1886.jpg

ESP32 マイコンである M5NanoC6 (https://docs.m5stack.com/ja/core/M5NanoC6) と,
SG90 マイクロサーボ (https://akizukidenshi.com/catalog/g/g108761/) をハードウェアとして使用し,
組み込みツールとしてESP-IDFを用いて開発しました.
サーボスイッチの羽や周りのフレームはCADで作成しています.

また,openHAB と連携して,トグルを切り替えることで照明を ON/OFF 切替可能です.

Screenshot from 2025-03-10 19-00-15.png

しかし現在,UI トグルと物理スイッチの状態を連携できておらず,手動でスイッチを切り替えた状態が openHAB に送信できていません.
そこで,磁石とホールセンサでスイッチの状態を読み取り,openHAB の UIトグルを切り替えることを検討しています.

この開発でまた1つ,研究室の生活の質が向上しました.
気になった方がいらっしゃいましたら,是非見に来て下さい!



Comment

No comment