はじめに

みなさんこんにちは．

GN グループの岡田です．

今日は AppleScript を使った小技的なものを紹介します．

AppleScript

AppleScript はスクリプト言語の一種で， AppleEvent をプロセスに送ることで自動操作を実現します．

ですので，何かの条件をフックしてアプリケーションの状態を変えたりといったことが得意です．

Macの通知センターを簡単に使える点も嬉しいです．

アプリケーションの自動起動スクリプトを作る

僕は作業時間を記録するToggl Desktopというアプリケーションを使っています．

Toggl Desktop は，起動中ウィンドウ名のログを収集してTogglに送信します．

このため，お家のブラウジングのログが残っちゃうのがちょっと…といった具合で使う気がなかなか起きないわけです．

そこで，SWLABのネットワークにMacを接続すると自動で Toggl Desktop を起動するように AppleScript を作成しました．

一部を伏せたコードがこちら．

HOME-SSIDとOFFICE-SSIDをよしなに変更してくださるとみなさんにもお使いいただけます．



このスクリプトを自動起動する手順は以下のようになっています．

• その他→スクリプトエディタでAppleScriptを開く
• メニューバーからファイル→書き出すを選択
• アプリケーションフォルダ内にファイルフォーマット:アプリケーションで保存
• システム環境設定→ユーザとグループ→ログイン項目でログイン時に自動起動するアプリケーションに先ほどのアプリケーションを指定

こんだけです．

以外と簡単にできるのでみなさんも自作スクリプトを作って是非お試しあれ．